コロナウィルスの影響で「大企業に勤めていれば将来もずっと安心!」という状況は大きく変わってしまいましたね。
今後の見通しが不透明になってきたなぁと感じている人も多いのでは?
そんな中、独立や副業という形で起業を考え始める人が増えてきました。
ちょっと前までは、起業といえば“経験豊富な男性がすること“というイメージがあったかもしれませんが、最近ではアイデア次第で20代の若者や女性でも起業する人が多くなっています。
特に女性は、”女性ならではの目線“でビジネスを立ち上げて成功している、という事例がたくさんあります。
でも、起業に興味があっても、行動を起こす前は不安なこともたくさん。
ここでは、起業にチャレンジしてみたいと思っている女性が不安を解消するための5つの提案をまとめてみました。
- 応援を得よう
まず、自分が一番大切に思っている人に起業を考えていることを伝えましょう。
女性が起業する時には周囲の状況に左右されることがたくさんあるのが現実です。
彼氏と遠距離になっても大丈夫か、
結婚や出産のタイミングはどうしたらよいか、
旦那さんが転勤になったらどうするのか、
あれこれ考えだすと踏み出せなくなってしまいますが、周囲のサポートは起業する際の重要条件です。
「どうして起業したいと思ったのか」、「どういうビジネスを考えているのか」ということを伝えるのはもちろん、「理解してもらえるかな?」、「家事や育児で協力してくれるかな?」など、不安に思っていることをぶつけてみましょう。
自分のチャレンジを一番大切な人が応援してくれたら、心強くて、やる気パワーもどんどん湧いてきますよね。
- 情報収集しよう
起業を考えたら、まずはアンテナを広く張って、情報収集に力を入れましょう。
起業に関するたくさんの書籍も出ていますし、既に起業している人が周囲にいれば、話を聞いてみるのもお勧めです。
でも、情報過多になりすぎないようにバランスが大切です。
様々な情報に惑わされると、何が正しいのかよくわからなくなってしまいます。
今は企業を考えている女性向けの無料セミナーも多く実施されているので、参加してみるのもいいですね。
オンラインで参加できるセミナーもありますので、最初の一歩として活用してみると良いかもしれません。
- 全部ひとりでやらなくてもいい
起業すると、ひとりで何もかもやらなければならない!と考える人が多いかもしれませんが、それではストレスがたまりパンクしてしまいます。
最近はクラウドソーシングを活用して、その仕事が得意な人に任せることができる仕組みが広がっています。
例えば、マーケティング用のWEBサイトを作りたいと思ったときに、自分でゼロからWEB製作の勉強をしなくても、クラウドソーシングを使えば安価でプロフェッショナルなサイトを作成してもらえます。
会社のロゴのデザイン、ビデオの作成といったビジネスで必要となる作業の多くはクラウドソーシングを通して気軽に依頼することができます。
全て自分でやろうとせず、「何を人やシステムに任せられるか」を常に考えるようにすると、時間も効率的に使え、気持ちも楽になります。
- お金のこと
起業したばかりの時期はたくさん稼げない可能性を考えておく必要があります。
ですから、起業前にある程度の貯えを準備しておくことをお勧めします。
といっても、何千万円も貯蓄が必要というわけではなく、運転資金にプラスして稼げない時期に家賃を払って食べていける程度の貯えです。
全くお金がないと悲壮感が増してきて、本当は仕事を頑張りたいのに、お金のことばかり気になってしまいます。
また、せっかく良いアイデアが浮かんでも、資金がないと諦めなければならなくなることも。
だからといって、安易にお金を借りるのは、ますますお金の心配が増えるだけ。
当座の運転資金と生活費を準備して、借金のリスクをおさえましょう。
- 個人事業主という考え方
起業というと“会社を興す”という法人設立のイメージを抱きがちですが、個人事業主として独立するというのも起業のひとつの方法です。
個人と法人では各種税金の税率が異なり、所得が低い間は基本的に個人事業主の方が税率も低いので負担が軽く済みます。
また開業する際の手続きも個人事業主の方が簡単で、起業のための準備期間も短くて済みます。
やろうとしているビジネスは法人がいいのか、個人でもやれるのか、とりあえず一人で始めるのか、仲間と一緒に立ち上げるのか、などの状況をリストアップして、個人と法人のどちらが自分にマッチするのかを考えてみると良いでしょう。
もちろん、最初は個人事業主として起業して、ビジネスが軌道に乗ったら法人化することも可能です。
いかがでしたか?
正社員でも、派遣でも、アルバイトでも、そして専業主婦でも、女性が活躍できる場所やチャンスはたくさんありますが、自分がやりたいことを自分で考えたようにやるには起業が一番です。
不安があるかもしれないけれど、人生100年時代、チャレンジせずに後悔するのはもったいない!
アイデアがあるのなら、ぜひ形にしてみてはいかがでしょうか?
“これが絶対正解!”というきまりがないのが起業の世界です。
新しいチャレンジに一歩踏み出してみませんか?
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